
派遣会社を変えたとき、次の給料日がいつになるのかは気になるところです。
この記事では、大手派遣会社の締め日と支払日を各社の公式情報で確認し、一覧にまとめました。あわせて、給料日を待たずに受け取れる制度も解説します。
派遣会社の給料日には、就業先が変わっても一律の会社と、派遣先ごとに決まる会社の2種類があります。「◯◯社は15日」と断定した情報を見かけますが、実際には雇用契約書を見なければ分からない会社もあります。
大手派遣会社の締め日・給料日一覧
各社の公式サイトで確認した内容です。
| 派遣会社 | 締め日 | 支払日 | 支払日が休日の場合 |
|---|---|---|---|
| スタッフサービス | 月末 | 翌月25日 | 前営業日 |
| テクノサービス | 月末 | 翌月25日 | – |
| ウィルオブワーク | 月末 | 翌月20日 | – |
| マイナビスタッフ | 月末 | 翌月18日 | 前営業日 |
| テンプスタッフ | 月末 | 翌月16日 | – |
| マンパワーグループ | 月末 | 翌月15日 | 前日 |
| パソナ | 月末 | 翌月15日 | 前営業日 |
| リクルートスタッフィング | 月末 | 翌月15日 | – |
| ヒューマンリソシア | 月末 | 翌月15日 | 前日 |
| アデコ | 職場による | 職場による | 前営業日 |
| ランスタッド | 派遣先による | 派遣先による | 前日 |
締め日はほとんどの会社が月末です。差が出るのは支払日で、15日から25日まで10日の幅があります。
会社別の締め日・支払日
スタッフサービス|月末締め・翌月25日
毎月1日から末日までの就業分を翌月25日に支払うと案内されています。就業先が変わっても締日・支払日は変わりません。
給与振込日と給与明細の公開日が土日祝にあたる場合は、いずれも前営業日が対象日になります。
テクノサービス|毎月25日
お給料の振込日は毎月25日と案内されています。
給与日前に、働いた分の給与の一部を先に受け取れる「速払いサービス」も用意されています。利用条件があり、利用時は営業担当への確認が必要です。
ウィルオブワーク|月末締め・翌月20日
月末締めの翌月20日払いです。3月1日から3月31日まで働いた分が4月20日に支払われます。
ただし公式サイトに、派遣就業先によっては締め日が異なる場合があると注記されています。就業先が決まった段階で確認しておきましょう。
前給制度も用意されています。
マイナビスタッフ|月末締め・翌月18日
毎月末日締め、翌月18日支払いです。支払日が金融機関の休業日にあたる場合は、前営業日に繰り上げて支払われます。
テンプスタッフ|月末締め・翌月16日
月末締めで翌月16日の支払いです。振込予定日の一覧は公式サイトに掲載されていますが、閲覧にはマイページへのログインが必要です。
WEB給与明細は、給与振込日の2日から8日前に公開されます。給与明細は最大12か月分、源泉徴収票は公開日から翌々年3月末まで表示されます。
マンパワーグループ|翌月15日
給与は時間給に就業時間を掛けた金額で、翌月15日の月1回払いです。15日が土日祝にあたる場合、支払日はその前日になります。
就業中はマイページから給与明細書と有給休暇の内容を確認できます。
パソナ|月末締め・翌月15日
当月1日から末日までの就業分が、翌月15日に振り込まれます。金融機関の休日に重なった場合は前営業日が振込日です。
タイムカードの締めは毎月15日と月末の2回ですが、給与の締めは月末です。給与明細は毎月10日10時にMYPAGEへ公開されます。
出典:パソナ「お仕事スタート時 基本の流れ・必要なお手続き」
リクルートスタッフィング|月末締め・翌月15日
月末締め、翌月15日払いです。給与は原則として月1回、本人名義の銀行口座に振り込まれます。
超過勤務手当の計算式も公開されており、時間外勤務手当は時給の1.25倍、休日勤務手当は1.35倍、深夜労働手当(22時から翌5時)は0.25倍が加算されます。
出典:リクルートスタッフィング「就業時の労働条件および待遇等の説明」
ヒューマンリソシア|月末締め・翌月15日
給与の支払いは月1回です。毎月1日から末日で締め切り、翌月15日に指定の銀行口座へ振り込まれます。支払日が休日の場合はその前日です。
郵便貯金は取り扱っていないため、振込先の口座に注意してください。
アデコ|職場によって3パターン
締日と振込日は職場によって決まります。よくあるのは次の3パターンです。
- 10日締め・当月25日支払い
- 20日締め・翌月5日支払い
- 月末締め・翌月15日支払い
金融機関が土日祝などの休日にあたる場合は、前営業日が振込日になります。
同じアデコに登録していても、案件によって給料日が変わります。応募する段階で、その案件がどのパターンかを担当者に確認しておきましょう。
ランスタッド|派遣先によって異なる
給与の締切日と支払日は雇用契約書に記載されており、個別に提示する支払日に振り込まれます。
支払日が銀行の休日にあたる場合は、その前日の振込です。また、支給日が会社の休日にあたり、暦日で3日繰り上げる必要がある場合は、支給日を繰り下げることがあるとされています。
給与明細はマイランスタッドで確認でき、支払日の前日までに更新されます。過去2年分まで閲覧可能です。
「ランスタッドの給料日は15日」という情報を見かけることがありますが、公式の回答は上記のとおりです。契約ごとに異なる前提で確認してください。
締め日と支払日の関係
給料日を理解するには、締め日との関係を押さえておく必要があります。
・締め日は、給与計算の対象となる期間の最終日です。「月末締め」であれば、1日から末日までの勤務分が1回分の給与になります。
・支払日は、その計算結果が振り込まれる日です。「月末締め・翌月25日払い」なら、4月1日から30日までに働いた分が5月25日に振り込まれます。
働き始めた月の給与も同じ考え方です。月の途中から就業した場合、その月の勤務日数分が翌月の支払日にまとめて振り込まれます。
自分の給料日を確認する3つの方法
一覧の日付は各社の原則です。契約内容によって違う場合があるため、確実に知りたいときは次の方法で確認してください。
1. 雇用契約書を見る
最も確実です。派遣会社は労働条件を書面で明示する義務があり、賃金の締切と支払時期は必ず記載されています。就業開始前に受け取っているはずなので、手元の書類を確認してください。
2. マイページで確認する
多くの派遣会社が、マイページに給与振込日のスケジュールを掲載しています。テンプスタッフやランスタッドはこの方式です。給与明細の公開日も同時に確認できます。
3. 担当者に聞く
応募の段階で聞いても問題ありません。派遣先ごとに支払日が変わる会社では、案件を選ぶ判断材料になります。
給料日より早く受け取る制度
生活の都合で給料日まで待てないこともあります。前払いに対応している会社があります。
テンプスタッフ|給与前受け取りサービス
毎月1日から15日までの給与支給額のうち、50%を前受け取りできます。千円未満は切り捨てで、振込金額の指定はできません。
利用の翌月に支給される給与から、振込金額と手数料220円(税込)が控除されます。申請とキャンセルは毎月1日から15日まで可能で、16日以降はキャンセルできません。
利用には、その月の1日から15日にパーソルテンプスタッフなど対象会社での就業実績が必要です。
テクノサービス|速払いサービス
給与日前に、働いた分の給与の一部を先に受け取れる制度です。利用条件があり、申し込みの際は営業担当への確認が必要です。
ウィルオブワーク|前給制度
給料日前に、働いた分の一部を受け取れる制度です。日払いや週払いに対応した案件もあります。
前払い制度は、手数料がかかる場合と無料の場合があります。頻繁に利用すると手数料が積み上がるため、条件を確認したうえで使ってください。
よくある質問
まとめ
派遣会社の給料日は、月末締め・翌月払いが基本ですが、支払日は15日から25日まで幅があります。
そして重要なのは、派遣先ごとに支払日が決まる会社があることです。ランスタッドやアデコがこれにあたり、一覧表の数字だけでは判断できません。
正確に知りたい場合は、雇用契約書を確認するのが確実です。応募の段階で担当者に聞いておけば、就業を始めてから慌てることもありません。
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